米国株で人気の高配当利回り銘柄をまとめました。
米国株は日本株に比べ、高配当利回りの優良企業が多いのが特徴です。
長期的に株価も安定しており、長期投資したい投資家には日本株よりも適しています。
定番の高配当利回り銘柄の中から、おすすめの物をピップアップしたので紹介します。
目次
【MO】アルトリア・グループ
アルトリア・グループは米国で最大手のタバコ企業です。
アルトリア・グループという名前を聞いた事が無い人も多いと思いますが、元々フィリップモリスの米国市場向け部門として誕生しました。
そのためフィリップ・モリスと同じ、マルボロ、ラーク等のブランドを扱っています。

【PM】フィリップ・モリス・インターナショナル
フィリップ・モリス・インターナショナルは世界最大のタバコ企業です。
タバコ銘柄は長期的には投資リターンが大きい事がジェレミー・シーゲルの著書でも知られています。
健康被害の訴訟リスク等のリスクはありますが、高配当株投資をする際には欠かせない銘柄の一つです。
【WFC】ウェルズ・ファーゴ
ウェルズ・ファーゴはアメリカ合衆国における大手商業銀行です。
ウォーレン・バフェットの主力銘柄「BIG4」の一つであり、「永久保有銘柄」として投資し続けている企業です。
【T】AT&T(エーティー・アンド・ティー)
AT&T(エーティー・アンド・ティー)は、世界最大の通信企業です。
通信企業は巨大なインフラを保有しているため、基本的に業績は安定しています。
35年連続で増配しており、配当投資を行う際には必ず候補に上がる銘柄です。
【VZ】ベライゾン・コミュニケーションズ

ベライゾン・コミュニケーションズは、AT&Tに次ぐ米国の大手通信企業です。
ベライゾンは株価が安定しており、長期保有しやすい銘柄です。
【XOM】エクソン・モービル
エクソン・モービルは米国大手のエネルギー会社です。
原油・天然ガス・石油製品などのエネルギー関連事業を行っている大手企業です。
エクソン・モービルは30年以上もの間、連続増配を続けている企業の一つです。
【IBM】アイビーエム
IBMは、米国を代表する大手IT企業の一つです。
IBMは配当金の増額を20年以上続けており、比較的高い配当利回りで人気の企業となっています。
ウォーレン・バフェットが一時大きく投資したことで話題になりましたが、現在は撤退しています。
【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソン
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、アメリカに本社を置く製薬・医療機器関連を取り扱う企業です。
医薬品・医療デバイス・消費者向け製品等を販売し、世界的に大規模なシェアを獲得しています。
ヘルスケア関連企業はディフェンシブな特徴がありますが、ジョンソン・エンド・ジョンソンはさらに成長を続けており株価も上昇が続いています。
【MMM】スリーエム
スリーエムは、米国の化学・電気素材メーカーです。
スリーエムは「スコッチブライト(スポンジ)」「ポストイット(付箋)」等で有名な企業です。
しかし事業内容は多岐に渡り、コングロマリット企業と言える企業です。
まとめ
米国株には高配当の優良銘柄が多いのが特徴です。
株価の変動(ボラティリティ)も日本株に比べると緩やかで、長期保有しやすいメリットがあります。
また連続増配をしている企業も多く、株主還元も日本企業よりも優れています。
以前は米国株は難しいイメージがありましたが、今はDMM.com証券が取引手数料を無料にする等投資しやすい環境が整ってきました。
長期的な資産運用が目的の場合は、米国株投資を初めて見ることをおすすめします。
