米国株・日本株の暴落の原因は?FANGの影響と今後の考察

2018年10月の日本株市場は大幅な暴落でした。

米国株市場の調整入りと、FANGの今後が懸念されている事が大きな要因と思われます。

米国株市場とFANGの状況、今後の対応について記載します。

2018年10月の暴落状況

  • 日経平均 -9.1%
  • TOPIX -9.4%
  • マザーズ -15.8%

これ程の短期急落は、直近では記憶にありません。

特に個人投資家が主に投資している新興株市場、特にマザーズの下落率は尋常ではありません。

前月の2018年9月は株価が好調だったことも被害を大きくした要因だと思われます。

2018年10月暴落の原因

今回の暴落の原因については米国株の金利や米国中国間の貿易摩擦等諸説あります。

しかし、「明確な原因が分かっていない」投資家が大半だと思われます。

ただ明確な点は、長期に渡り上昇トレンドを形成していた米国株が調整入りしているという点です。

これが一時的な調整ではなく、上昇トレンドの終焉になる事を懸念していると思われます。

FANGとは?米国市場とFANGの関係

特に投資家が注目しているのは、米国株のFANGの動向でしょう。

FANGとは、米国株式市場における代表的な新興企業の略称です。

・Facebook(フェイスブック)
・Amazon(アマゾン・ドットコム)
・Net Flix(ネットフリックス)
・Google(グーグル)

これら4企業の頭文字を取って、FANGと読んでいます。

FANGの株価はトランプ政権誕生後、これまで大幅に上昇しています。

特に2017年は日本企業の株式も好調でした。しかし米国企業、特にこれら企業の株価上昇の余波だったことも考えられます。

FANGの株価調整入り、日本株市場への影響

2018年に入り絶好調だったFANGの株価でしたが、ここに来て大幅な調整を始めました。

特にAmazon、Googleについては決算が期待以下ということで売られています。

これら銘柄の株価上昇が止まることは、米国株市場の成長性の終焉を印象づけるものになります。

日本株市場は、海外投資機関から見ると米国株市場の好調あってこその新興市場です。これらエース級の銘柄が売られている中、2番手以下である日本株への投資は削られます。

特に、外国資金が多く投入されている成長株(グロース)系銘柄や、新興市場(マザーズ市場)への影響は大きくなります。例を挙げると、エムスリーやMonotaRO等の人気大型成長株です。

連日大きな出来高で売りが続いていますが、これらは機関の資金が抜けている合図となります。

FANGの底値目処は?

すでに大変な人気銘柄のため、元からバリュエーションの概念は通用しません。下値目処を見当付けるのはファンダメンタルの観点からは不可能と思われます。

従って、チャート上から下降トレンド入りが明確になったかどうかを判断する必要があります。現時点では、下落トレンド入りした可能性がある状況です。

10/30、10/31に大きくリバウンドしていますが、これが一時的なものか今後見極める必要があります。

まとめ

今後の日本株市場の動向については、米国株式市場の影響が大きいと思われます。

特にFANGについてはチェックしておく必要があるでしょう。