【2018年株価暴落】暴落の原因と今後どうなるかを考察。株や投信は売るべき?

日経米国株暴落でインデックス・投信は売るべき? 株日記

米国株、日本株の暴落が止まりません。株や投信を今すぐ売るべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで現在の状況と、今後の株価について考察してみました。

暴落の原因は?

暴落の原因として、様々な憶測が流れています。

暴落の要因

・米国・中国間の貿易摩擦
・ランプ大統領のパウエルFRB議長解任検討
・米国国債市場での「逆イールド」現象

しかし個人投資家は「はっきりとした原因は分からない」と考えた方がよいと思います。これは今回に限らず、暴落の原因やその影響は後になってから分かる事が多いからです。

また、そもそもニュースを見て株価を推測する事はあまり意味がありません。

株価はニュースに先行して動くため、世間に認知される頃には既に株価に折り込んだ状況となっています。

そのため、個人投資家はニュースより株価の動きを見て投資判断する方がよいでしょう。

少なくとも現在の株価下落は、震災のように一時的な問題で起きているとは考えにくい状況です。

一つの問題が解決したからと言って、すぐに株価上昇とはいかないでしょう。長期戦を覚悟する必要があります。

米国株は上昇トレンド終了が明確に

米国株のチャート上では上昇トレンドが終了し、明確にベア・マーケット(下降トレンド)入りが明確になりました。これは非常に憂慮するべき事態です。

ここ数年間で一時的な株価の下落はありましたが、長期的な株価の上昇トレンドが崩れることはありませんでした。

その点において、今回の下落は「○○ショック」と呼ばれる一時的な暴落とは違うと考える必要があるでしょう。

つまり、米国株が天井を打った可能性があります。

これまでは株価が下がっても買いのチャンスでした。しかし現在は事態が変わっているという事を認識する必要があるでしょう。

米国株FAANGは下落余地が十分

2017年〜2018年前半は米国株が大人気の状況でした。

要因の一つとして、個人投資家に人気のAmazon、Google等の銘柄の株価が高値を更新していたことが挙げられます。

しかし相場を牽引していたこれらの先導株は、真っ先に下落トレンド入りしています。

これら先導株の下落は市場全体に対するインパクトが非常に大きいと言えます。

個人投資家に人気のひふみ投信等もAmazonに大きく投資しており、今後さらに厳しい状況が予想されます。

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FANG、FAANGとは

FAANGとは、米国株の人気銘柄の頭文字を集めた造語です。

代表的人気銘柄「FANG」は下記の銘柄の頭文字を集めたものです。

FANGの構成銘柄
フェイスブック(Facebook)
アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)
ネットフリックス(Netflix)
グーグル(Google)

上記に、アップル(Apple)を追加した物が「FAANG」と呼ばれています。

「Nvidia(エヌビディア・コーポレーション)」のNを加え、「FANNG」と呼ぶこともあります。

FAANGの下値余地

AmazonやGoogleの将来性があることは私も否定しません。

しかしこれらの銘柄は割高な状態から買い上げられ続け、いわゆるバブル圏にいます。ここから更に下げる余地は充分にあります

これらの銘柄はモメンタム銘柄と言われ、相場環境が良い時には企業の割安性等は無視して買い上げられます。

このような銘柄が上昇トレンド入りした初動で買い、バブルに乗るのは最も利益を上げる方法の一つです。

しかし逆に、下落トレンド入りした時には真っ先に逃げる必要があります。

モメンタム銘柄は既に企業価値を無視した株価に買い上げられているため、企業のファンダメンタルだけではなくチャートも含めて判断することが必要です。

この辺りのセオリーはオニールの本を読めば理解できると思います。成長株投資家には定番の本のため一読をおすすめします

インデックス投資や投信の積み立ては大丈夫?

株は長期的には、他の金融資産より強いというエビデンスがあります。下手に短期売買するよりも、ホールドし続けた方が好パフォーマンスになる可能性はあります。

しかしこれは、あくまで数十年単位で持ち続ける事ができた場合の話です。

現在下落トレンド入りしているので、数年間は更に下落・低迷してもおかしくありません

これ以上の下落に耐えられない場合、資産配分を見直す必要があるでしょう。

マザーズの暴落の原因は?

日本株投資家が大打撃を受けているのは、マザーズ市場の暴落でしょう。

しかしマザーズ市場でも時価総額の大きいサンバイオの株価が強かったため、実際は指数の数字以上に個別株は強烈な下げ幅です。

しかしこれは現在の市況を考えると当然の状況と言えます。日本株の買いは海外資金の割合が大きい市場です。

米国株の不調で彼らがリスクオフした場合、日本株、さらにその中でもマザーズ銘柄から資金を抜くのはいつもの事です。

特にツイッター等で個人に人気のある新興銘柄は業績的には中身の無い物が多く、リスクオフ局面では株価が数分の一になる迄売られることも珍しくありません

株価の底値は?

株価の底値を探るための信用評価損益率、騰落レシオは底値圏を示しています短期的な反発は充分あり得る状況です。

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しかし「底値」というのはあくまでも短期的にリバウンドするかどうかを意味しています。

リバウンド後は一時的な反発に終わり、更にそれ以上下げ出す可能性があります

特に下落トレンド入りした今の状況では、更に下げる可能性の方が高いと思われます。

まとめ

現在の状況は米国株、日本株ともに下落トレンド入りした状況です。

短期的な反発が起きる可能性はあり得る水準ですが、その後更に下げない保証はありません

もしここから更に下げた時に耐えられないようであれば、資金管理を見直す必要があるでしょう。