投資日記

バイオ銘柄はこれだけ危険。サンバイオ・アキュセラ暴落でどうなった?

個人投資家、特に投資初心者にバイオ株のトレードは人気です。

人気の理由は、ツイッターや掲示板の書き込み・買い煽りを見て買う投資家が多いことが原因と言えるでしょう。

バイオ株は、ずっと信じて持っておけば数倍になると思い込む「信者」が多いことが特色です。

しかしその大半は他人の受け売りで買うだけで、そのリスクを理解していません。

過去個人投資家に大人気だった「サンバイオ」、「アキュセラ」は株価が数分の1となり、多くの退場者を生み出しました。

サンバイオの暴落

2019年1月、個人投資家に人気のバイオ銘柄「サンバイオ」は突然4日連続のストップ安になりました。

5日目に寄り付きましたが、約-80%の暴落となります。

最低単位の購入金額「117万円」だけ買っていた人でも「24万円」になってしまった計算になります。

サンバイオの暴落の原因は?

サンバイオは慢性期脳梗塞を対象とした新薬を開発中のバイオ企業です。

新薬開発の期待から株価は高騰し、2018年10月末から株価は約4倍に高騰していました。

しかし2019年1月19日の時間外に発表されたIRで、「臨床試験で主要評価項目を達成できなかった」との悪材料が発表されました。

サンバイオのIRの内容とは?

2019年1月19日の時間外に発表されたIRで、サンバイオ社より悪材料が発表されました。

IRの内容は、米国において開発中の再生細胞医薬品「SB623」について、フェーズ2bの臨床試験で主要評価項目を達成できなかったという解析結果の速報となっています。

過去に治験で失敗したバイオ銘柄、アキュセラはどうなった?

過去に新薬開発中の治験で問題が発生したバイオ銘柄としてアキュセラ・インクが有名です。

発表後、6日連続ストップ安張り付きとなりました。

寄り付いた時点の株価は7,700円から1,100円、株価は-85%となりました。

アキュセラを77万円所有していた場合、11万円で売れたことになります。

アキュセラとサンバイオの違いは?

実はアキュセラは3連続ストップ安後、インサイダーの疑いで調査開始の発表がありました。この点はサンバイオとは違う点です。

アキュセラはその後どうなった?株価チャートは?

アキュセラはその後上場廃止し、窪田製薬(4596)と名前を変え新規上場しました。

そのため当時の株価チャートはアプリ等から見れない状況になっています。

アキュセラショックのマザーズ市場への影響は?

アキュセラショックの際にはマザーズ市場も影響を受け大きく売られました。

特にそーせいを始めとしたバイオ関連企業は、-17%~20%以上もの大きな売りが出ました。

サンバイオのマザーズ寄与度、他銘柄への影響

サンバイオはマザーズ指数の中で、最も大きい時価総額の銘柄となっていました。

またサンバイオは信用買い残が非常に多く、需給面では大量の売りが出やすい状況でした。

そのためサンバイオの株価下落はマザーズ指数にも大きな影響を与えました。

サンバイオを売ることができず、ヘッジとしてマザーズ先物を売る投資家が多く発生したためマザーズ指数も暴落しました。

マザーズ指数寄与度 上位10銘柄(2018年12月時点)

銘柄名割合
サンバイオ11.8%
メルカリ5.6%
ミクシィ5.4%
MTG3.0%
そーせいグループ2.7%
サイバーダイン2.7%
ジーエヌアイグループ2.2%
オイシックス・ラ・大地1.9%
マネーフォワード1.9%
ラクスル1.8%

まとめ

バイオ銘柄は個人投資家に人気の投資対象になっています。

バイオ銘柄は信じて持っておけば数倍になると思い込む「信者」が多いことが特色です。

しかしバイオ銘柄のリスクは極めて高く、突然株価が数分の1になることも珍しくありません。

実際に個人投資家に大人気だった「サンバイオ」、「アキュセラ」は株価が数分の1となり、多くの退場者を生み出しました。

もしバイオ銘柄を売買する場合はリスクを理解した上で、株価がゼロになっても耐えられる程度の資金額にすることをおすすめします。