ひふみ投信を今すぐ売るべき?レオス上場で判断するべき5つの理由

レオス上場だが不調のひふみ投信は売るべき? 投資日記

個人投資家に人気の投資信託「ひふみ投信(ひふみプラス)」の下落が止まりません

今すぐ売るべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そのような中、ひふみ投信を運用しているレオス・キャピタルがマザーズ市場への上場を発表しました。

そこで、今すぐひふみ投信を売るべきか判断するべき5つの理由についてまとめました。

ひふみ投信(ひふみプラス)のパフォーマンス低下

2018年に入りひふみ投信の基準価格が下落しています。投資家からも批判の声が上がり続けました。

パフォーマンス低下に伴い、ひふみ投信の売却を進める個人投資家の資金流出も目に見えるようになってきました。

カリスマファンドマネージャー藤野 英人氏のTwitter事件

藤野英人Twitter

レオスキャピタルのCIOであり、カリスマファンドマネージャーとして有名な藤野 英人氏がツイッターに鍵をかけるという事態が発生しました

個人からの批判が続いたことが原因と思われますが、正直印象の良い対応とは考えられません。

ひふみ投信を今すぐ売るべきか判断する5つの理由

ひふみ投信を売る必要性については下記の点について判断する必要があります。

今すぐ売るべきか判断する理由
  1. 世界的株式市場の下落
  2. ひふみ投信の今後のパフォーマンス
  3. ひふみ投信の解約リスク
  4. 米国株インデックスファンド等に移行するべきか
  5. レオス・キャピタルのマザーズ上場

①世界的株式市場の下落

2018年10月以降の株価の下落で、「これまで好調だった株価の上昇トレンドが終了した可能性があるのでは?」と懸念されています。

特にトランプ政権誕生後に絶好調だった米国株の下落が続いており、特に人気の高かったエヌビディア、アマゾン等は数十%以上の大幅安となっています。

つまり、ひふみ投信というより株式市場に対する不安感が根本にあると言えます。

この点については、ひふみ投信の運用だけに問題があるとは言えない状況となっています。日本株の個別銘柄に投資している個人投資家の多くも、同様に苦戦しています。

2018年は世界的に株価は不調でした。2月に暴落がありましたが、10月以降の株価が下落は現在も続いている状況です。

2017年迄のように「持っていれば株価が上がる」という好調な市場環境に無いことは意識する必要があるでしょう。

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②米国株インデックスファンド等に移行するべきか

長期的に保有した場合、株式のリターンに対する期待値が高い事は過去のエビデンスから証明されています。

しかし米国株のインデックスファンドであればともかく、日本株のアクティブファンドについては断言ができません。

ファンドマネージャーの手腕次第となるためリスクは高いと考えられます。

ひふみ投信もポートフォリオにアマゾン等の外国株を加えていましたが、今はそれらの銘柄が下落し裏目に出ている状況です。

少なくともひふみ1本にするのはリスクが高いと言えるでしょう。

③ひふみ投信の今後のパフォーマンス

ひふみ投信に投資している人は、少しリスクを取りながらもTOPIX等のインデックスよりハイパフォーマンスを期待しているのではないでしょうか。

しかし、ひふみ投信が今後も高パフォーマンスを出し続けられるかは正直疑問だと考えます。ひふみ投信は対TOPIXに対するパフォーマンス比較を売りにしています。

しかし今後のパフォーマンスを考える上で、過去のTOPIXとの比較自体にはあまり意味がありません。その理由について下記に記載します。

日本株の新興株市場の不調

ここ数年で大幅に株価が上昇したのは、日本の新興株市場(マザーズ市場)における小型銘柄です。

特にひふみ投信はIPO(上場直後)の銘柄を大量保有することで利益を上げてきました。

以前はひふみ投信(レオス)が大量保有報告書を出し、それを見た個人投資家による買いで株価が上がるという光景が多く見られました。

個別株投資を行っている個人投資家の中では「殿様イナゴ」と呼んでいる風潮もあります。自らの知名度と人気を意図的に利用し、イナゴ投資家を集めていたのは間違いないでしょう。

しかし2018年に入り、日本の新興株市場の株価は大幅下落を続けています。さらにひふみ投信自体の不調も個人投資家には知れ渡っています。

以前のような大きなリターンを得る投資法はもう通用しなくなっている状況です。

小型株に集中投資しなければ高パフォーマンスは出せない

アベノミクス以降、個別小型株はTOPIXと比べ物にならない上昇をしています。1年間で数倍以上になる銘柄も大量に発生しています。

これら成長性の高い小型株に集中投資していれば、TOPIXを大幅にアウトパフォーマンスすることは可能な状況でした。

しかし現在のひふみの投資先は超大型株に細かく分散しており、TOPIXと大差ないパフォーマンスしか出せない状況となっています。

これは時価総額が大きくなりすぎた点も一つの理由と考えられます。そうなってくると、指数連動型のインデックスファンドに移行する投資家も増えることが予想されます。

ひふみ投信の投資能力

ひふみ投信は、イナゴ投資家を集めるやり方や、初心者の投資家に対する宣伝・集金能力が高い事は間違いありません。

しかし本質的な投資能力が特別高いかというと正直疑問です。カンブリア宮殿のテレビ放送の際に紹介した投資先は、WASHハウスや大塚家具等の銘柄です。

しかしそれらの銘柄は、その後大幅安になっています。今年暴落したTATERUにも投資していました。

それらの銘柄は既に売却されてていますが、銘柄の調査能力には信頼性が欠けるように感じます。

またそのような銘柄を短期で購入・売却している点について、ファンドの投資理念と、実際の投資先や投資方法が異なっていることも疑問視する投資家も増えてきているように感じます。

④ひふみ投信の解約リスク

ひふみ投信は、個人投資家に非常に人気が高いことで知られています。

特にひふみ投信を買っているのは、投資初心者が大半と思われます。今後さらに株式市場の下落が続くと、解約ラッシュが発生するリスクがあります。

ひふみのテレビ、カンブリア宮殿出演効果

ひふみ投信が人気化した理由の一つに、テレビ番組(カンブリア宮殿)に出演したことがあります。

テレビを見て投資を始めた初心者層が、思ったようなリターンが得られないことで一斉に解約を始めるリスクは高いことが予想されます。

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⑤レオス・キャピタルワークスのマザーズ上場

ひふみを運用するレオス・キャピタルワークスが2018年にマザーズ市場に上場することを発表しました。

このタイミングで資金調達を行うのは、前向きな理由には感じられません

ピークを過ぎた状態での上場は、上場ゴールとなり天井のイベントになる可能性もありえます。

杞憂に終わる可能性もありますが、大きなイベントとなることは間違いありません。

ひふみ投信の売却を検討している人は、上場前に判断することがベターではないでしょうか。

まとめ

レオスキャピタルのマザーズ上場が、今後ターニングポイントになる可能性もあり得ます。

リスクを把握した上で、無理のない資金管理をすることをおすすめします。