資産運用

レオスIPO中止。上場延期に伴うひふみ投信の解約・基準価格への影響

レオスIPO中止・ひふみ投信への影響

12月25日に上場予定されていたレオス・キャピタルワークスの上場延期が急遽発表されました。

上場延期の理由と、今後の影響についてまとめました。

レオス・キャピタルワークスが上場延期した理由は?

上場延期した理由は、レオスからの申し出に基づいて上場の承認を取り消すことになったためです。

その理由は「社内の内部管理体制の問題点があったため」としています。

レオスのコメント:
「当社のコーポレート・ガバナンス及び内部管理体制の有効性について、投資家保護の観点から深掘りするべき事項が発生した」

レオスに不祥事等の問題があったのか?

企業側からの申し出で上場を取り消すのは異例の事態です。

レオス内部に何らかの不祥事や資金繰りの問題が発覚したのかと懸念する投資家もいるのではないでしょうか。

しかしレオス藤野氏によると「みずほ証券からの上場延期要請があっての対応で、内部には問題ない」とのことです。

みずほ証券が上場延期要請した原因は?

レオスに先駆けて上場した注目のIPO、ソフトバンクは公募割れとなりました。さらにその後上場したIPOも酷い状況です。

これらは2018年12月の株価が大幅下落しており、市況環境が悪いことも理由の一つとして考えられます。

この状況で上場し、公募割れ・上場ゴールを避けたかったことが実質的な要因ではないでしょうか。

レオス(ひふみ投信)の再上場はいつ?

レオス藤野氏のインタビューによると、もし主幹事を変更した場合は1年半ぐらいかかってしまうようです。(主幹事がそのままであれば2月後半から3月に上場できる可能性もあるとのことです。)

しかし実際は、市況環境が改善するのを待つのではないでしょうか。そのため実質的には、時期は未定と考えた方がよさそうです。

レオス上場延期のひふみ投信(ひふみプラス)への影響は?

今の状況でレオスが上場した場合、上場後に株価は大幅安となる可能性は高かったと思われます。

その場合は上場ゴールとなり、ひふみ投信の企業イメージは悪くなるでしょう。

元々上場する理由が乏しかっただけに、上場延期したのは個人投資家にとってはメリットとなる可能性の方が高いでしょう。

ひふみ投信(ひふみプラス)の基準価格下落で解約は加速する?

しかしひふみ投信ホルダーにとって現在の状況は安心できる状況ではありません。

今回の上場延期自体のインパクト以上に、現在の世界市場の株価下落の影響は大きいと思われます。ひふみ投信の投資先を見ても、当面の基準価格の下落は避けられないと思われます。

ひふみ投信の基準価格 ひふみ投信・ひふみプラスの基準価格下落

現在の市況としては米国株市場が下落トレンド入りし、日本株市場のそれを追随する状況になっています。

ひふみ投信はその影響をもろに受けるポートフォリオとなっているため、当面は苦しい状況が継続すると思われます。

その場合は耐えかねた個人投資家の解約により、資金流出は加速するリスクが高いと思われます。

まとめ

レオス上場延期自体は、既存のひふみ投信ホルダーには大きなデメリットは無いと思われます。

しかし現在の市場環境を考えると、今後さらに厳しい状況が続くことが予想されます。

もしこれ以上の下落に耐えられない場合は、ポートフォリオの見直しを行う必要があるでしょう。

関連記事