JTの株価はどこまで下がる?チャート・配当利回り、今後の見通しは?

高配当株として人気の銘柄「JT(日本たばこ産業)」の株価下落が続いています

JTはNISAの買付ランキングでも上位の人気銘柄です。

しかし株価下落により、配当金目的で購入した多くの個人投資家は含み損を抱える状況となっています。

そこで本記事ではJTの現在の状況と、今後の株価の考察についてまとめました。

JTの株価の推移・株価チャート

Yahoo!ファイナンス JT株価(10年チャート)

2019年に入りJTの株価は20%近く下落、年初来安値を更新し話題になっています。

しかしJTの株価下落は、今に始まった話ではありません。

2016年以降は株価が下がり続け、綺麗な下降トレンドが継続している状況になっています。

JTの配当利回りは?

JTの配当利回りは、約7%に達する状況となっています。

これは国内の大型個別銘柄の中では、かなりの高配当利回りと言えます。

ただしこれは株価の下落に伴って起きたことで、単純に喜べる状況ではありません。

JTの株価の下値目処は?どこまで下がる?

JTの株価はテクニカル面で見ると、直近では下値メドとなる抵抗線が無い状況です。

チャートだけで考えると、アベノミクス以降に上昇した株価を全て窓埋めした、2010年頃の株価まで落ちる可能性があるように見えます。

しかしJTを買っている多くの投資家の買い根拠は「配当利回り」にあります。

配当を目的とした買いが入り、これ以上株価が下がらない事を予想している投資家も多い状況です。

JTの今後の見通し・株価予想は?

JTは現在明確な下降トレンドにあるため、テクニカル的には継続して株価が下落する可能性は高い状況です。

しかしJTは「配当利回り」が株価の下支えになると考え、購入する投資家も多く存在します。

どちらが正しいかは現時点では判断できませんが、JTに限らず配当利回りが下値目処の根拠にならないケースは多いため注意が必要です。

JT株は売るべき?

日本の個人投資家は「逆張り」を好むため、株価が下がっている銘柄に割安感を感じて購入する傾向があります

逆に、株価が上がっているという理由だけで空売りする投資家も多く存在します。

特に投資初心者は「ナンピン」(含み損を抱えている銘柄をさらに買増しする手法)を取るため、致命傷になるケースがあります。

基本的に逆張りの手法は「株式市場の評価より自分の考えの方が正しい」という根拠に基づいて行う投資法です。

思惑が外れ損失が発生した場合は、あらかじめ決めておいたルールに従い撤退することも必要です。(何も考えずに買っていた場合は論外ですが)

JTの株価が下落している原因・理由は?

2019年にはJT以外にも多くの銘柄の株価が下落し、配当利回りが5%を超える企業も多く発生しています。

しかしJTに限らず、配当利回りだけでは株価の下支えにならないケースは多いのが事実です。

理由は減配の可能性、業績の悪化や業務リスク等による株価の下落があり得るからです。

特にJTはタバコ産業特有の事業リスクだけではなく、海外比率の高さ・海外の訴訟リスクなど様々なリスクを考慮する必要があります。

JTに関してはフリーキャッシュフローや財務だけを見れば、減配の可能性は低いかもしれません。

しかし現状の株価を見る限り、既存株主からは保有メリットが低いと判断されている状況だと言えます。

JT株の今後は?

通常トレンドが反転し株価が上昇するためには、何らかのカタリスト(IR発表や業績期待に繋がる材料)が必要です。

  • 好決算の発表
  • 増配
  • 自社株買い
  • 新製品の発表

配当利回り等の数字だけを見て適当なタイミングで買うのではなく、企業業績等の状況が好転したと判断できる材料が出てから購入した方が良いでしょう。

まとめ

JTは株価の下落により、配当利回りは約7%もの高配当利回りになりました。

しかしJTの株価は下落トレンドにあり、今後トレンド転換するためには何らかのカタリストが必要です。

配当利回りの数字だけを見て、安易に買うことは避けた方が無難と言えるでしょう。

以上、JTの株価に関する考察でした。

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