Microsoft(マイクロソフト)の株価、事業内容や業績についてまとめました。
直近の決算の内容はコロナの悪影響も無く、業績・株価も絶好調と言えます。
特に「Azure(アジュール)」を中心とするクラウド分野での成長が今後も期待されます。
またコロナによる自宅待機も、ビデオ会議システム「Teams(チームス)」のユーザ数増加という恩恵を受ける状況となっています。
目次
Microsoft(MSFT)の株価推移・チャート
ここ数年において、Microsoftの株価推移・チャートは堅調を続けています。
AmazonやGoogle等のGAFA企業が話題になりがちですが、Microsoftの株価復活も注目が必要です。
2020年のコロナショック後も、株価は急激にリバウンドし高値を奪還しています。
Microsoft(マイクロソフト)の事業内容
Microsoftの事業内容は、幅広く分散しています。
ネット広告に集中しているGoogleやFacebook等と比べると、収益源は多岐に渡ります。
Microsoftの事業
- Microsoft Office
- Azure(アジュール)
- Surface
- Windows
- ゲーム(Xbox)
- 広告(Bing)
- Skype
Microsoft(マイクロソフト)の業績・決算
直近のMicrosoftの決算は好決算と言える内容でした。
特にAzure(アジュール)等、利益率の高いクラウドサービスの伸びが顕著となっています。
Azure(アジュール)はAmazonのAWSにシェアでは負けていますが、その成長率には目を見張るものがあります。
マイクロソフトの継続的な収益源になる可能性があります。
Microsoftの配当金・配当利回り
Microsoftの配当利回りは1.1%~1.5%前後を推移しています。
配当利回りは特別高くありませんが、2005年以降は連続増配を続けています。
Microsoftの業績・キャッシュの状況から見ても、今後も減配リスクは低いと思われます。
Microsoftの復活の理由?CEOサティア・ナデラの改革
ここ数年、Microsoftが復活した要因として、CEOサティア・ナダラによる改革の影響が挙げられます。
Microsoftは、創業者のビル・ゲイツ時代に爆発的な成長をした事で知られています。
しかし前任CEOであるスティーブ・パルマーの時代には、超巨大企業になった事もあり成長は鈍化していました。
サティア・ナダラが就任してからは、クラウド化・サブスク化の推進を進め見事に成功しています。
またLinkedIn、GitHubの買収などM&Aも精力的に行っており今後の成長も期待できそうです。
Microsoftの今後は?
Microsoftは、クラウド化、サブスクリプションへの移行戦略を成功させつつあります。
ビジネスモデルとして、今後も安定・継続した収益が期待できそうです。
今後注目したいのは、オンライン会議システム「TEAMS(チームス)」です。
Zoom(ズーム)と同様、Microsoft Teamsも爆発的にユーザ数が増加しています。
Microsoftは過去にSkypeを買収し傘下に加えている事もあり、オンライン会議システムには強みを持っています。
またコロナウイルスによる社会的影響についても、Microsoftは最も恩恵を受ける企業の一つになりそうです。
まとめ
Microsoftは決算・業績の内容も良く、株価も好調が続いています。
ここ数年における事業のクラウド化は見事に成功していると言える状況です。
かつてGAFAに遅れを取っていたイメージがありましたが、ここ数年で業績・株価も復活しています。
コロナショックによる影響も、Microsoftには逆にビジネスチャンスとして恩恵を受ける可能性が高そうです。
以上、Microsoftの株価、業績・チャート推移、今後の予想についての紹介でした。
