Netflix(ネットフリックス)の株価推移や業績、今後の予想についてまとめました。
Netflixの株価は10年で4,000%もの驚異的な上昇率となっています。
コロナウイルスによる自粛も、逆にユーザ数増加のビジネスチャンスとなっています。
Netflixの株価はコロナショックによる世界暴落の中、最高値を更新しています。
目次
Netflix(ネットフリックス)とは

Netflixは、世界最大の映像ストリーミング配信事業者です。
米国NASDAQ市場に上場しており、ティッカーは「NFLX」です。
AmazonやGoogle同様、「GAFA」「FAANG」と呼ばれる米国を代表するIT企業の一つです。
動画配信サービスは海外・日本国内にも多数の企業が提供していますが、同社は全世界で圧倒的なユーザ数を獲得しています。
Netflix(NFLX)の株価・チャート
Netflixの株価は10年で4,000%も上昇しています。
これは、2010年代の米国株上昇率では首位となっています。
また2020年にはコロナウイルスによる世界的な暴落がありましたが、Netflixは逆に最高値を更新しています。
Netflix(ネットフリックス)の事業内容

Netflixの事業内容は、オンラインでの映像ストリーミング配信事業です。
当初はオンラインDVDレンタルとして事業をスタートしましたが、現在は映像ストリーミングが主となっています。
Netflixの特徴は、自社で作成した高品質なオリジナル作品の配信です。
莫大な予算をかけて制作したオリジナル作品は、既存の映画・TV番組を配信する他社に対し大きな優位性を持っています。
そのため、Netflixは映像制作会社としての側面も持っていると言えます。
日本だとU-NEXT等の銘柄が代表的になります。
Netflix(ネットフリックス)の業績・決算
Netflixの業績は右肩上がりの急成長を続けています。
また2020年4月に発表した第1四半期の決算では、コロナウイルスによる自宅待機の影響で有料会員数が爆発的に増加した事を発表しました。
新規有料会員への加入者は700万人の予想が、その2倍以上の1577万人の増加となります。
ただしNetflixは一時的な増加に留まるとの認識で、次の第2四半期のユーザ増加予想は750万人と控え目な予想としています。
Netflix(ネットフリックス)の今後は?
Netflixはあまりにも急成長した事で、巨大企業ゆえの成長率の鈍化が懸念される所です。
その時価総額は既にディズニーを越えており、これまでと同レベルの急成長は難しくなる可能性があります。
またAmazonやDisney+等、競合他社の動画配信サービスとの競争も激化しています。
今後もNetflixが成長するためには、引き続きオリジナルコンテンツの成功に期待したいところです。
まとめ
NetflixはGAFA、FAANGの中でも特に成長を遂げた企業です。
2010年代の米国株上昇率では首位となり、現在もなお成長を続けています。
コロナショックによる世界暴落の中、株価は最高値を更新中とその強さは継続中です。
コロナ恩恵が大きい企業としてはGAFAの中ではAmazon、またMicrosoft等も株価は強く今後注目が必要です。
