米国株用のおすすめ証券会社を紹介します。
米国株の証券会社は、日本株に比べて難しい印象のある方も多いのではないでしょうか。
しかし今は各証券会社が力を入れてきたことで、投資初心者にも簡単に売買できる環境が整っています。
そこで米国株歴15年以上の私が、手数料やアプリの使いやすさ等を比較し、おすすめの証券会社をランキング形式で紹介します。
目次
米国株のおすすめ証券会社
手数料が安いネット証券のうち、米国株を取り扱う証券会社としては下記の4社が候補になります。
- マネックス証券
- SBI証券
- 楽天証券
- DMM株
1位:マネックス証券

マネックス証券は外国株、特に米国株に力を入れている証券会社です。
取扱い銘柄数は、ネット証券では最多の3,300銘柄となっています。
また米国株用のアプリや投資レポートの情報も充実しています。
幅広く米国株に投資したいには、最もおすすめの証券会社です。
- スマホアプリ(トレードステーション)が使える
- 取扱銘柄数:3,300銘柄と最多
- 豊富な投資レポート
- 売買手数料:約定代金の0.45%(最低手数料:無料)
マネックス証券のメリット
マネックス証券のメリットは、ツールや投資レポート等の環境が充実している点です。
特に米国株が売買できるスマホアプリが提供されている点は大きなメリットです。
楽天証券やSBI証券には専用のスマホアプリがありません
マネックス証券のデメリット
マネックス証券のデメリットは、これまで日本株の手数料が若干高いという点でした。
しかし2022年に大幅な価格改定が行われ、主要なネット証券の中でも最低水準の手数料になりました。
さらにマネックスカードでの投資信託積み立てで、ポイントが貯まるサービスが開始されます。
そのため、米国株以外の面においてもおすすめの証券会社になりました。
2位:楽天証券
楽天証券は日本株や投資信託の売買において特に人気の証券会社です。
ここ数年米国株にも力を入れ始め、取扱銘柄数も1,700銘柄と充実しています。
- 取扱銘柄数:1,700銘柄
- PC用アプリはマーケットスピードが利用可能
- 取引手数料の1%を楽天ポイントで還元
- 売買手数料:約定代金の0.45%(最低手数料:無料)
楽天証券のメリット
楽天証券のメリットとして個人的におすすめ点、米国企業の情報を日本語で見ることができる点です。
また業績の推移をグラフで見たり、競合他社との比較もできます。
この企業情報を見るために、楽天証券の口座だけ作っておいても損はありません。

楽天証券のデメリット
楽天証券は2020年5月に、スマホ用のアプリで米国株に対応したばかりの状況です。
アプリの出来はまだ開発途上というレベルのため、今後に期待したい所です。
また、リアルタイムで株価を見るには毎月有料のオプションに入る必要があります。
ただしPC用のアプリは日本株でも定番のマーケットスピードを利用することができます。
そのため、PCからの注文に困ることはありません。
3位:SBI証券
SBI証券は日本株では個人投資家に最も人気の証券会社ですが、米国株も多く取り扱っています。
- 取扱銘柄数:1,000銘柄
- 住信SBI銀行と手数料無料で外貨の入出金ができる
- 売買手数料:約定代金の0.45%(最低手数料:無料)
SBI証券のメリット
SBI証券の特色は、米国株の貸株サービスが利用できる点です。
貸株金利は銘柄により異なりますが、ほとんどの銘柄は0.01%です。
金利が低いため、これを目的に口座を開設するほどでは無いかもしれません。
SBI証券のデメリット
SBI証券は、アプリ・PC共に米国株用のアプリがありません。
ブラウザでWEB画面でログインし、注文する形になります。
またSBI証券は取扱銘柄数が1,000銘柄と少なく、手数料を考えるとDMM株の方が魅力的です。
4位:DMM株
証券会社「DMM株 」は、米国株の取引手数料が無料です。
DMM株は後発の利点を生かして、アプリや手数料で他の証券会社に差をつけています。
取り扱い銘柄数が少ないですが、メジャーな銘柄は売買することができます。
- 日本株と同じアプリ(PC・スマホ)が使える
- 取扱銘柄数:766銘柄(随時増加中)
- 売買手数料:無料
まとめ
米国株を取り扱う証券会社では、DMM株・マネックス証券・楽天証券・SBI証券が候補になります。
以上、米国株のおすすめ証券会社ランキングでした。