おすすめの投資本10選を紹介します。
初心者が最初に読むべき入門書から、最低限読んでおきたい投資の名著を紹介します。
めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門
初心者用の入門書としては、雑誌「ZAi」の本がよく出来ています。
「マンガで覚える」みたいな本を複数買うよりも、この本をしっかり覚えた方が為になります。
初心者用の本はイマイチな物が多いですが、本書はロングセラーになっているだけあり良書だと思います。
四季報
四季報は上場企業の情報がまとめられている雑誌で、年4回発売されています。
投資する人は、一度はこの四季報を買って読んでみることをおすすめします。
投資をする際に、投資先としてどういう業界や企業があるのか、またそれらの株価や業績はどうなのか、こういった情報が頭に入っているとかなり差が出ます。
四季報を読むことで、こういった情報が徐々に理解できるようになってきます。
ピーター・リンチの株で勝つ
「ピーター・リンチの株で勝つ」は、米国の伝説的なファンドマネージャー、ピーター・リンチによる投資本です。
ピーター・リンチは13年間で、運用するファンドの資産を1,800万ドルから140億迄増やした実績を持っています。
この本の特徴は「難しい知識を使わず、個人投資家の利点を活かす投資法」が書かれている点です。
10倍株(テンバガー)の見つけ方や、本当に利益の出る銘柄の選び方、投資するべきセクターなど、ピーター・リンチ独自の投資法が惜しげもなく書かれています。
特に日常生活の中で見かけたヒット商品、家族が話題にした新しい商品に投資するのは、一見馬鹿げているようですが個人投資家が最も成功できる手法です。
私も初心者の頃に読んだ時は「こんな素人的な投資法、現在では通用しない」と思っていました。
しかし投資の経験を重ねてから読むと、本質的な部分が初心者にも分かりやすく書かれている事が分かります。投資本の中で間違いなく最高峰の一冊と言えます。
オニールの成長株発掘法
オニールの成長株発掘法は、株式投資を学ぶ上の教科書としては最高峰の一冊です。
成長株投資家にとっては教科書とも言える内容となっており、多くの著名投資家がこの本をベストの1冊として挙げています。
この本の凄い点は、銘柄選択やチャートの使い方・売買ルール等、投資に必要な技術を1冊で網羅している点です。
特に「カップウィズハンドル」等のチャート分析、資金管理ルールについては現在でも実戦で使える内容です。
初心者には少し難しい内容かもしれませんが、本書の内容を完全にマスターすれば、確実なレベルアップが期待できます。
ミネルヴィニの成長株投資法
マーク・ミレルヴィニは「マーケットの魔術師【株式編】」にも登場する天才個人投資家です。(現役の投資家で、Twitterもしてます)
本書では大化けする成長株の選び方、売買するタイミング等が書かれています。
「PER等の指標は意味が無い」「株価が下がっている銘柄を買わない」といった、本当の株の勝ち方を知る事ができます。
ミレルヴィニの投資法は、オニールの投資法をより発展させた内容となっています。
実は私個人としても、実は本書の影響を最も受けています。ミレルヴィニの投資法に従い株価が数倍になった銘柄はかなりの数に上ります。
賢明なる投資家
賢明なる投資家は、世界一の投資家ウォーレン・バフェットの師匠であるグレアムが書いた本です。
この本は名著中の名著で、バリュー投資の教科書といえる存在です。
バリュー投資は、市場価値よりも割安に放置されている企業に投資するという
個人投資家が知っておきたい基本とも言える考え方です。
億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術
本書はウォーレン・バフェットの姪であるメアリー・バフェットの著書です。
バフェットの投資法を元に、有望な銘柄の選び方が分かりやすく書かれています。
正直、本書の内容と実際のバフェット本人の銘柄分析方法は異なるとは思います。(そのため、本書は一部で賛否両論のある本です)
しかし、長期投資で銘柄を選ぶ際の重要な考え方について知る事ができます。
営業利益率やROE、EPS成長率等の分析方法等も書かれていますが、何より本書で重要なのは企業を選ぶ際の考え方が書かれている点です。
特に圧倒的なビジネスモデルや、強力なブランドを持つ業界一位の企業を買うべきというのは、投資歴が長くなる程痛感する事実です。
この本は米国株・日本株問わず、長期投資家にとって参考になる点が多いので、ぜひ読んでおきたい一冊です。
ウォール街のランダム・ウォーカー
ウォール街のランダム・ウォーカーは1973年から改定が続けられている名著です。
かなり分厚いですが意外と読みやすい内容になっていて、読み進めると結構面白い本になっています。
この本はどういう投資法が優位性があるのか、様々なエビデンスを元に分析している本です。
下手にトレードを繰り返すよりも、長期投資する事の優位性やインデックス投資のメリットを知る事ができます。
統計的にどのような投資法が優位性があるのか知っておく上で、一度は読んで頭に入れておくのがいいと思います。
投資で一番大切な20の教え
「投資で一番大切な20の教え」は、ハワード・マークスによる書籍です。
本書はウォーレン・バフェットも絶賛した名書として有名です。
本書は、バリュー投資家として成功するための考え方について書かれています。
ただし具体的な銘柄分析の方法や、売買手法などのテクニック面については書かれていません。
そのため、読んでも「いい事書いてあるみたいだけど、具体的にどうすれば?」となる人も多いと思います。
そのため、ある程度投資を経験した上で読めば学ぶ点が多いと思います。
デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術
「デイトレード」は「投資家としての考え方」について書かれた大ベストセラー本です。
本書は全米最強のトレーダー養成機関「プリスティーン」により作成されました。
投資ではテクニックよりも心理面・考え方が重要になるため、本書はデイトレーダー以外の全投資家に役立ちます。
投資本を安く読む方法
上記の本を読めば、投資家として相当なレベルアップが可能になります。
なお投資本を読む時には、まずAmazonの読み放題サービス「Kindle Unlimited」を使うことをオススメします。
全ての本が対象ではありませんが、多くの名著が対象に含まれています。
現在30日無料のキャンペーン中なので、その間に本を一通りチェックすればかなりの節約になります。