投資において最も大事なのは「資金管理」です。
しかし資金管理の重要性を知りつつも、具体的な方法が分からない人も多いのではないでしょうか。
そこで、資金管理の方法を勉強するための投資本を紹介します。
システムトレード 基本と原則
「システムトレード 基本と原則」は、投資ルールの作り方や資金管理の方法について書かれた本です。
「システムトレード」とありますが、コンピュータを使ったシステム売買(システムトレード)の本ではありません。
資金管理の方法は、本で読んでも実戦で役立てることが難しい物が多いのが難点です。
しかし本書は内容が分かりやすく具体的に書かれており、初心者~上級者までおすすめできる一冊です。
投資苑
「投資苑」はアレキサンダー・エルダー博士による世界的なベストセラー本です。
投資において重要となる「心理・戦略・資金管理」について書かれた本となっています。
トレードに必要となる知識をまとめて1冊で学ぶことができます。
資金管理だけではなく、テクニカルに関する知識を学びたい人も読んでおきたい一冊です。
利食いと損切りのテクニック
「利食いと損切りのテクニック」は「投資苑」を書いたエルダー博士による本です。
投資苑よりも具体的にトレード方法を解説した内容となっています。
利食いや空売り等、あまり他の本では取り扱われない「株の売り方」について書かれている貴重な本です。
新版 魔術師たちの心理学
「魔術師たちの心理学」は、名著「マーケットの魔術師」にも登場するバン・K・タープ博士による書籍です。
タイトルに「心理学」とありますが心理面の本ではなく、優位性のあるトレード方法を分析した内容となっています。
その中でも特に資金管理、ポジションサイジングについては重要視され詳しく書かれています。
本書は特にFXトレーダーに評価が高く、資金管理の本として本書をベストに挙げる投資家も多く見かけます。
伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術
「伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術」は、伝説的投資家であるリチャード・デニスとウィリアム・エックハートが養成したトレーダー集団「タートルズ」の投資法を書いた本です。
本書はタートルズで最高成績をあげたとされる、カーティス・フェイスによる著作です。
タートルズの驚異的なパフォーマンスの要因は、システム的なトレード法と資金管理にあったことが分かります。
ラリー・ウィリアムズの短期売買法
「ラリー・ウィリアムズの短期売買法」はラリー・ウィリアムズの著書です。
ラリー・ウィリアムズは1987年のロビンスカップ(投資コンテスト)で11376%(113.76倍)のパフォーマンスを出したことで有名です。
本書は主にラリー・ウィリアムズのトレード法を書いた本ですが、資金管理専門で書かれた章があります。
その中で、ラリー・ウィリアムズが爆発的に資金を増やした秘訣である、資金を数学的に最大効率で増やす公式「ケリーの公式」・「オプティマルf」について書かれています。
ラルフ・ビンスの資金管理大全
「ラルフ・ビンスの資金管理大全」は、資金管理法「オプティマルf」を提唱したラルフ・ビンスの本です。
ギャンブル理論や統計学、ポートフォリオ理論等の基本的な説明についても記載されています。
資金管理専門の本としては、本書が最も有名な本です。高価な本なので誰にでもおすすめできませんが、「オプティマルf」を知るにはこの本で学ぶ必要があるでしょう。
まとめ
投資において資金管理は最も重要な要素となります。
上記の本で学習した後、自分の資金管理について記録・分析することをオススメします。
また資金管理をExcelやノートで記録すると、データを入力するだけでも大変です。
しかし今はアプリを使うことで、誰でも簡単にできるようになりました。
資産管理には、定番アプリのマネーフォワードが使いやすくおすすめです。
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