四季報の種類とおすすめの読み方を解説。無料・安く買う方法は?

四季報の発売日や種類、安く買う方法についてまとめました。

四季報は投資家のバイブルと言われるだけあり、重要な情報源の一つです。

記事の内容によって株価が変動することもあり、市場への影響は無視できません。

四季報はできるだけ早く入手することで、他の投資家より優位に立つことができます。

Youtubeでも詳しく解説しています

四季報とは

会社四季報の見方と銘柄の探し方。初心者向けに重要ポイントの読み方を解説

四季報とは年4回、東洋経済新報社が出版している書籍です。

四季報には上場企業の情報や業績、財務情報等がまとめられています。

企業は年4回(四半期に一回)決算発表を行うため、その内容を反映して発行されます。

四季報が人気の理由として、四季報独自の企業の業績の予想が掲載されている点が大きいです。

この四季報予想は多くの投資家が参考にしており、株価に影響を与える事も少なくありません。

(ただし予想が外れることも多いので、注意が必要です)

四季報の発売日

四季報の発売日は年4回、6月・9月・12月・3月の中旬です。

  • 夏号:6月中旬
  • 秋号:9月中旬
  • 新春号:12月中旬
  • 春号:3月中旬

四季報はどこで買える?安く買う方法は?

四季報は人気書籍のため、全国の書店やAmazonで簡単に購入することができます。

しかし「定期購読」することで、少しだけ定価より安く購入する事ができます。

定期行動した場合は郵送で自宅に送られてきます。

雑誌の定期購読用のサイト、Fujisanで定期購読するのが便利です(初回利用500円割引のキャンペーンをやっている事も多いです)。

四季報を定期購読すると、発売日の前日に自宅に届くので書店で買うよりもおすすめです。

四季報を無料で読む方法

四季報の情報は、楽天証券等の証券会社に口座があれば、アプリから無料で読むことができます。

ただし証券会社のツールにログインして、1銘柄ずつ検索して見る必要があるため非常に非効率です。

特定の銘柄だけチェックする場合はそれでも充分ですが、3000以上の企業の情報をチェックするのは正直厳しいです。

やはり四季報は、アナログですが紙の本で買って読む方が圧倒的に時短になります。

四季報を早く発売日前に手に入れる方法

四季報は定期購読すれば、発売日の1日前に自宅に宅配されます。

1日早く株を購入できるため、書店で購入する投資家より有利になります。

少し安く購入できる上に、確実に手に入るので私も定期購読で買っています。

定期購読の申し込みが間に合わない場合は、AmazonのKindle版(電子書籍)を購入するとすぐ読むことができます。

Kindle版は、四季報発売日の0時以降に購入することができます。

四季報の種類はどれがおすすめ?

四季報には通常の四季報の他に「ワイド版」等も発売されています。

掲載されている情報はほぼ同じなのですが、単にサイズが違うだけという訳でもありません。

それぞれの違いについて紹介します。

①普通の四季報

通常の「四季報」と呼ばれるのはこちらのタイプです。基本的には、この普通の四季報を買っておけば間違いありません。

四季報には紙の本の他に、Amazonで買える「Kindle版(電子書籍)」もあります。

大量のページを見る際には紙の本の方が便利ですが、Kindle版は手持ちのスマホやタブレットで読む事ができます。

そのため自宅で読む人は紙の四季報、通勤電車等で読みたい人はKindle版の方が使いやすいと思います。

②四季報ワイド版

四季報ワイド版は、四季報の紙面を大きくしたものです。掲載されている内容は四季報と同じです。

ただし四季報ワイド版の特色として「袋とじ」が付属しています。

袋とじには四季報独自のランキング(業績予想等)が掲載されています。

これらの銘柄は四季報発売後に株価が上がることが多く、袋とじ目的でワイド版を買う投資家も多いです。

③四季報プロ500

四季報プロ500は、四季報の中から独自に選ばれた500銘柄を特集した雑誌です。

「四季報を全部読むのは大変」という人が、最初に読んでみるのにおすすめです。

こちらも、四季報が選んだ銘柄を記載された袋とじが付属しています。

四季報の読み方は?

四季報の読み方を覚えるために、最初は入門書を購入することをおすすめします。

四季報の解説本では、下記の本がおすすめです。

これらの本は、Amazonの読み放題サービス「Kindle Unlimited」を使えば安く読むことができます。

多くの投資本が読み放題の対象になっているので、個別に買うよりも節約になります。

 

まとめ

四季報は年4回、下記の日程で発売されます。

  • 夏号:6月中旬
  • 秋号:9月中旬
  • 新春号:12月中旬
  • 春号:3月中旬

四季報は、定期購読することで少し安く買えます。

さらに定期購読すると、発売日の1日前に自宅に到着するため本屋で買うより有利です。

今すぐに読みたい場合は、AmazonでKindle版(電子書籍)を買えば発売日当日の0時から読むことができます。

その他、おすすめの投資本や雑誌については下記の記事で紹介しています。

おすすめの投資本10選!最初に読むべき入門書~株の名著 株の情報収集におすすめの投資・経済雑誌7選