レオパレス21の株主優待・配当金の情報についてついてまとめました。
レオパレス21は施工不良問題を受け、株価は暴落しています。さらに業績の悪化により、株主配当は無配になるとの発表がありました。
しかし2019年5月に旧村上ファンド「レノ」による、大量保有報告が提出されました。
レオパレス21の株価は上昇し、短期で1.5倍以上の株価になっています。
レオパレス21(8848)の株主配当、配当利回り
レオパレス21は、2019年2月に発表した決算で無配になることを発表しました。
決算の内容は、従来予想の60億円の赤字→390億円の赤字となっています。
レオパレス21(8848)の株主優待
レオパレス21の株主優待は、グアムのレオパレス・リゾートホテルの無料宿泊券、または国内レオパレスホテルの50%宿泊割引券です。
- グアムのレオパレス・リゾートホテル 無料宿泊券
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レオパレスの21の株主優待の権利確定日
レオパレスの21の株主優待の権利確定日は、3月末と9月末の年2回です。
- 3月末:期末配当
- 9月末:中間配当
レオパレス21が倒産する可能性
レオパレス21は、建築基準法違反の疑いのある施工不良物件が相次いで発覚しています。
現在保有しているキャッシュや収益構造を見ると、直近での倒産の可能性は低いとは考えられます。
しかし業績への実影響は大きく、株価は大きく売り込まれていました。
村上ファンド(レノ)がレオパレス21の株を購入
旧村上ファンド関係者が運営する投資会社「レノ」は、財務省に大量保有報告書(5%以上の保有)を提出しました。
さらにその後買い増しを続け、12%以上の保有となっています。
同じくレオパレス21の株を買っていた英投資ファンドのオデイ・アセットの保有株を合わせると、約25%以上の保有比率になります。
これまでレオパレス21は大量の空売りが入っていたため、空売りの買い戻しと思惑により踏み上げ相場となっています。
株価は2019年5月に入り1.5倍以上の上昇となっています。
倒産したらオーナーや借り主はどうなる?
レオパレス21が倒産しても、借り主には直接的な影響はありません。
しかしオーナーについてはサブリース形式で契約しているため、自分で改修・他の管理会社に運用を移す必要も出てくる可能性もあり得るでしょう。
まとめ
レオパレス21は施工不良問題の影響もあり、業績の悪化に伴い無配となっています。
株価は暴落していましたが、2019年5月に入り「旧村上ファンド(レノ)」の買いにより株価は急騰してきました。
注目の銘柄となっており、今後の株価の動きには注目が必要です。
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