株主優待クロスにオススメの証券会社7選

株主優待クロスを使う際におすすめの証券会社をまとめました。

株主優待クロスは、取引手数料だけで株主優待品を取得する方法です。

しかし人気のある株主優待は、マイナーな証券会社を使わないと取得できない場合もあります。

そこでこの記事では、株主優待クロスを使う際のオススメ証券会社を紹介します。

証券会社の比較ポイント

優待クロスに使う証券会社は、どこでもいいという訳ではありません。

選ぶ際に重要になるポイントについて、簡単に紹介します。

①一般信用取引で空売りが可能

優待クロスには、必ず「一般信用取引」ができる証券会社を使う必要があります。

優待クロスでは、株価が下がっても損失が出ないように株の「空売り」をします。

しかし通常の空売り(制度信用取引)の場合、「逆日歩」という金利を支払うリスクが発生します。

逆日歩が高額になると、株主優待品を貰ってもそれ以上の損失が出る場合があります。

しかし「一般信用取引」で空売りした場合は、逆日歩を払うリスクがありません。

②一般信用取引の在庫数がある

一般信用の空売りは、証券会社毎に在庫数が決まっています。

いくら空売りしたくても、その証券会社の在庫が無くなると空売りする事ができません。

例えば人気の高いマクドナルド等の株主優待は、すぐに在庫が無くなってしまいます。

そのため、在庫の確保しやすい証券会社に口座を作っておく事が重要になります。

③取引手数料が安い

優待クロスでは、株の空売りと株の購入に伴う取引手数料が発生します。

そのため、できるだけ手数料が安い証券会社を使う方が利益が大きくなります。

優待クロスにおすすめの証券会社7選

優待クロスにおすすめの証券会社を紹介します。

定番の証券会社から、穴場の証券会社までまとめて紹介します。

auカブコム証券(定番)

auカブコム証券は、優待クロスでは最も定番の証券会社です。

優待クロス(一般信用空売り)の在庫も多く、優待クロスに関しては非常に充実しています。

ただしauカブコム証券は、取引手数料が少し高めです。

そのため、他の証券会社に一般信用の在庫が無い場合に使うサブ口座として作っておきたいです。

auカブコム証券 公式サイト

松井証券(定番)

松井証券は、auカブコム証券と並び昔から定番の証券会社です。

松井証券は、1日あたりの約定代金が50万円以下の場合は手数料が無料になる特徴があります。

そのため購入単価の低い銘柄は、松井証券を使う事で手数料の節約ができます。

松井証券 公式サイト

GMOクリック証券(穴場)

GMOクリック証券は、株主優待クロスの穴場です。

マクドナルド等の人気の株主優待は、一般信用取引の在庫がすぐ無くなる証券会社が大半です。

しかしGMOクリック証券であれば、少量ですが確保できるケースが多いです。

またGMOクリック証券は、GMO系列企業の株主優待を使えば、一定の金額分の取引手数料が無料になります。

手数料節約の面でも、優待クロス用に口座を作っておきたい証券会社です。

GMOクリック証券 公式サイト

楽天証券

楽天証券は、個人投資家の口座開設が急増している証券会社です。

その理由は、楽天カードで支払いすれば積み立てNISA等でポイントが貯まる点が大きいです。

そのため、資産運用としてメイン口座にするには非常におすすめです。

しかし人気が高い分、優待クロスの競争率も高いのが難点です。

楽天証券をメインで使っている人は、他の証券会社をサブ口座として作った方が株主優待の幅が広がります。

楽天証券 公式サイト

SBI証券

SBI証券は、楽天証券と並び個人投資家に人気の高い証券会社です。

SBI証券も、楽天証券と同じくクレジットカードで投資信託の積み立てができるようになりました。

メインで使う証券会社としては、おすすめの証券会社です。

しかしSBI証券も人気の高い分、株主優待の取得はかなり難しいです。

SBI証券をメインで使っている人は、他の証券会社と組み合わせて使うのがおすすめです。

SBI証券 公式サイト 

マネックス証券

マネックス証券は、株主優待クロスとしてはマイナーな証券会社です。

一般信用空売りができるようになったのが最近(2019年)のため、まだ他の証券会社に劣る面が多いです。

ただマネックス証券は米国株取引が充実している他、銘柄スカウターという分析ツールが無料で使えます。

株主優待クロス抜きにしても、サブ口座として作っておきたい証券会社の一つです。

銘柄分析に役立つ証券会社の無料ツール5選

マネックス証券 公式サイト

SMBC日興証券

SMBC日興証券は、2019年から株主優待クロスができるようになりました。

SBMC日興証券は信用取引手数料が無料という特徴があるため、優待クロス用に使う人も多いです。

IPOの抽選(ブックビルディング)には定番の証券会社のため、サブ口座として開設してもよいと思います。

SMBC日興証券 公式サイト

まとめ

優待クロスには、普段株取引をしているメイン口座以外にサブ口座を作る事が多いです。

優待クロスには一般信用取引(空売り)できる在庫数が重要です。

そのためには、複数の口座から注文できるようにしておく事で選択肢が増えます。

優待クロスに使われるオススメの証券会社は下記になります。

auカブコム証券 公式サイト
松井証券 公式サイト
GMOクリック証券 公式サイト
楽天証券 公式サイト
SBI証券 公式サイト 
マネックス証券 公式サイト
SMBC日興証券 公式サイト

また証券会社のサブ口座を作るのは、株主優待以外にも大きなメリットがあります。

各証券会社の無料のツールを使える他、IPO抽選(ブックビルディング)で当選確率を上げる事もできます。

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