証券会社が無料で提供している、おすすめのツール類を紹介します。
各証券会社は、口座を作れば無料で使えるツールや情報(銘柄の分析レポート)等を提供しています。
有料情報より便利な物もあり、これらを使わない手はありません。
口座さえ作れば、特にその証券会社でトレードする必要はありません。
その中でも特によく使っている、個人的におすすめの物を紹介します。
DMM株(株式新聞)
DMM株(DMM.com証券)で口座を作ると、無料で「株式新聞Web」を読む事ができます。
株式新聞は月額4,000円の情報誌ですが、何と無料で見ることができます。
株式新聞は相場への影響も大きい情報誌で、取り上げられた銘柄は株価が急騰する事もあります。
特に個人投資家に人気の高い新興・小型銘柄も取り上げられるため、これが無料なのは非常に便利です。
株式新聞の利用方法
DMM株の口座にログインすると、株式新聞のID・パスワードが発行されます。
その後は、株式新聞Webの公式ページにログインして利用する事ができます。
毎回DMM株にログインしたりアプリを立ち上げる必要はないため、使い勝手についても文句ありません。
GMOクリック証券(財務分析ツール)
GMOクリック証券では、無料で財務分析ツールを使う事ができます。
(元々、シェアーズ社という企業が有料で提供していたツールです)
企業の業績推移のグラフや、理論株価による割安・割高度の分析も簡単に見る事ができます。
非常に高度な機能を持っており、自分でこれらを計算するのはほぼ不可能だと思います。
個人的には、銘柄分析をする際に無くてはならない必須ツールになっています。
このツールを使うためだけに、口座を作る価値は十分にあると思います。
マネックス証券(銘柄スカウター)
マネックス証券は、「銘柄スカウター」という企業の分析ツールが無料で使えます。
四半期決算毎の分析等、高度な分析もグラフを見るだけで簡単に確認する事ができます。
銘柄スカウターを使うことで、企業の決算を簡単にチェックする事ができます。
またマネックス証券は、無料で読めるレポートが充実しています。
フィスコ社の日刊・週間レポートの他、アナリストの分析レポートも読むことができます。
マネックス証券は以前から、無料で使えるツールの開発に力を入れている証券会社です。
米国株投資にも強みがあるため、口座を持っておきたい証券会社の一つです。
楽天証券(日経テレコン)
楽天証券は「日経テレコン」を使って、日経新聞等の記事を無料で読むことができます。
- 日本経済新聞(朝刊・夕刊)、日経産業新聞、日経MJなどの閲覧(3日分)
- 過去1年分の新聞記事検索
- 日経速報ニュースの閲覧
日経テレコンは、楽天証券のアプリ(iSpeed)やPCアプリ(マーケットスピード)から記事を読む形になります。
日経新聞の記事なった記事をチェックする程度であれば、これで十分な人は多いと思います。
松井証券(信用評価損益率)
松井証券では、証券口座を持っている会員のみ「信用評価損益率」を見る事ができます。
信用評価損益率は、株価の天井や、株価暴落時の底値を探る際の重要な指標です。
(信用取引を行っている投資家の損失を表した数字になります。)
暴落時には必ず注目される指標になるため、この値を見られる事は参考になります。
暴落してから口座を作っても間に合わないため、普段から見られるようにしておく事をおすすめします。

GMOクリック証券(CFDアプリ)
日本の株価の動きにも、海外の株価の動きが大きく影響を与えます。
また、原油・金などの商品市場の価格動向もチェックが重要です。
これらの情報を、わざわざ「世界の株価」サイト等でチェックしている非効率な人を多く見かけます。
しかし海外の株価指数や商品が売買できる「CFD」市場の価格を見れば、最新の状況はアプリで簡単にチェックできます。
CFDを扱う証券会社の中では、GMOクリック証券のアプリが最も出来がよくおすすめです。
※CFD口座は、株式口座とは別口座扱いになります。
まとめ
証券会社の無料ツールはかなり高機能な物も多く、利用しないと損です。
その証券会社で取引しなくても利用できるため、口座だけ作りツールだけ利用するのも一つの方法です。
以上、証券会社で使えるおすすめの無料ツールの紹介でした。
