株価の天井・暴落の底値を探るために「騰落レシオ」が使われます。
「騰落レシオ」とは、相場の過熱感を表す指標です。
騰落レシオを使うことで、株価が「買われすぎ」「売られすぎ」になっていることを知ることができます。
本記事では騰落レシオと、騰落レシオをどこで見ることができるかを解説します。
騰落レシオとは?
騰落レシオとは、株価が「買われすぎ」か「売られすぎ」であるかを知るための指標です。
騰落レシオは、東証一部市場における「値上がり銘柄と値下がり銘柄の比率」をパーセント表示した指標です。
- 騰落レシオが高い:値上がり銘柄が多い
- 騰落レシオが低い:値下がり銘柄が多い
騰落レシオの見方
騰落レシオは、120以上で「買われすぎ」70以下で「売られすぎ」の範囲になります。
暴落の時は、騰落レシオが70以下で底値が近い可能性が高くなります。騰落レシオの目安120以上:買われすぎ(天井圏)
70以下:売られすぎ(底値圏)
5日騰落レシオ・25日騰落レシオの違い
騰落レシオは、5日騰落レシオ・25日騰落レシオの2種類が使われます。
これは値上がり・値下がりした銘柄の比率を計算するための期間です。
トレードの判断には、一般的に25日騰落レシオが使われます。
騰落レシオのチャートはどこで見る?
騰落レシオは日経新聞や各証券会社にも掲載されていますが、下記サイトが見やすいです。
東証一部・東証二部・マザーズ・JASDAQの騰落レシオ
関連記事 http://www.miller.co.jp/marketdata/index.html
騰落レシオの時系列、チャート
関連記事 http://www.miller.co.jp/marketdata/index.html
信用評価損益率等と組み合わせて使う
騰落レシオは市場全体の状況を知る事ができます。
「信用評価損益率」という指標や、チャート・出来高等も併せて見る事で精度が高くなります。
「信用評価損益率」とは?使い方、どこで見れるか解説まとめ
「騰落レシオ」は相場の天井や底値を探るために使われます。騰落レシオの目安120以上:買われすぎ(天井圏)
70以下:売られすぎ(底値圏)
暴落の時は、騰落レシオが70以下で底値が近い可能性が高くなります。
以上、騰落レシオの解説でした。
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