株クラとはツイッターにおける「株クラスタ」の略で、株の話題をするグループの総称です。
「投資の勉強をしよう」と思い、株クラのTwitterアカウントをフォローする人も多いと思います。
しかし株クラでは「有名な人」「フォロワー数が多い人」が参考になるアカウントとは限りません。
なぜなら実際は投資の素人だったり、詐欺師に近い人も多いからです。
そのため投資を始めたばかりの初心者は、騙されて大損する人も後を絶ちません。
そこで本記事では、株クラの実態について解説します。
株クラ・株クラスタとは
株クラとは、株の話題をする人達のクラスタ(グループ)の総称です。
「クラスタ」とはTwitterで一般的に使われる用語です。(例、競馬クラスタ、麻雀クラスタ)
ただし実際には投資ジャンル等により、複数のクラスタが存在します(米国株中心、日本の新興株トレーダー中心等)。
そのため「株クラ」と呼んでいても、実際には違うグループの場合があります。
株クラは怪しい?
株クラの問題点は、一般的な趣味のクラスターと違い「インフルエンサーに怪しい人が多い」という点です。
Twitter等のSNSは、インフルエンサー(影響力のある人、有名人)とその周囲のフォロワーで成り立っています。
株クラにおける「怪しい」人というのは、投資初心者に情報商材等を売って利益を上げようとする人達です。
フォロワーが数万人もいたり、プロフィールに凄い経歴が書いているため騙されている信者も多いです。
具体的な例を挙げると、下記のような人達です。
情報商材屋
情報商材屋とは、投資で儲かるための情報や教材等を販売している人達です。
有料メルマガ、有料note等が代表的な商品になります。
セミナー屋
自身の投資セミナーに集客しようとしている人達です。
セミナー屋と情報商材屋はセットであることが多いです。
セミナーを入り口にして、情報商材の販売を目的にしている人もいます。
煽り屋
煽り屋とは株価の釣り上げを目的として、特定の銘柄を宣伝する人達です。
株クラに所属するメリット・デメリット
株クラに所属すると、様々な情報が大量に流れてきます。
優良な投資家をフォローすれば、その考え方を学ぶ事ができるというメリットがあります。
しかし逆に、参考にならない人をフォローするとデメリットしかありません。
特に情報商材屋やセミナー屋は、投資で利益を出せない下手な人が大半です。
そのような人達の情報を間に受けていると、勉強になるどころか大損する可能性も十分にあります。
おすすめの株クラの見分け方
投資を始めたばかりの初心者の人達は、どの人がまともなのか判断する事は難しいと思います。
しかも株クラで優良な投資家の大半は、有名では無い事が大半です。
むしろ鍵アカとして、ツイートを非公開にしている人も多いです。
そこである程度実力がある人を見つけたら、その人達が共通してフォローしている人から選ぶとよいでしょう。
まとめ
株クラは、ツイッターの投資家のクラスタ(グループ)です。
優秀な投資家をフォローすれば、参考になる情報も入ってくるメリットがあります。
しかし株クラには、有名でも怪しいアカウントが多数存在するリスクがあります。
そのため、最初はある程度実力のある人達が共通でフォローしている人を参照する事をおすすめします。
専業投資家や億トレの人達の中で、参考になるアカウントは下記の記事に記載しています。
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