米国株(アメリカ株)投資を勉強する際に役立つ、おすすめの本を紹介します。
米国株投資は長期投資にも向いていることから、社会人投資家に人気が高まっています。
しかし米国株投資を始めようと思っても、日本株に比べると参考になる本は少ないのが難点です。
そこで市販されている本の中から、実際に参考になるおすすめの本を紹介します。
MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法
「MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法」は、米国株の解説で有名な広瀬 隆雄氏の著書です。
米国株の投資方法や考え方について、かなり分かりやすい文体で書かれています。
出版されたのが2013年のため一部の記事で古い内容がありますが、今でも参考になる部分は多いです。
レベル的には完全な初心者向けではなく、株の基礎知識がある人向けの内容になっています。
決算の見るポイントについて、具体的に書かれている点は参考になります。
バカでも稼げる 「米国株」高配当投資
「バカでも稼げる 「米国株」高配当投資」は、バフェット太郎氏の著書です。
バフェット太郎氏は炎上系のブロガー・Youtuberとして有名で、読む人によって好き嫌いが分かれる文章が特徴です。
本書の内容は個人投資家に人気の「米国高配当株」となっています。
銘柄選定には賛否両論あると思いますが、米国好配当株に興味のある人には貴重な情報源になります。
お金が増える 米国株超楽ちん投資術
「お金が増える 米国株超楽ちん投資術」は、有名米国株ブロガーであるたぱぞう氏の著書です。
本書は投資初心者向けの、資産運用についての解説本です。
投資方法としては米国株(S&P500)の投資信託・ETFの積立てが中心になっています。
Amazonの定額読み放題「Kindle Unlimited」の対象なので、安く読む事ができます。
バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール
「バフェットの財務諸表を読む力」は、企業の財務諸表の読み方を解説した本です。
本書は投資の神様ウォーレン・バフェットの視点で、どの部分を見るべきかを解説しています。
財務諸表の本は難解な物が多いのですが、本書はかなり初心者向けに書かれています。
投資をする際、具体的にどこを見ればいいか書かれているので簿記・会計の本よりも実戦的です。
米国株の個別株投資をする際には、本書を読んでから取り組むと理解が深まります。
英語の決算書を読むスキル−海外企業のケーススタディで基礎と実践をおさえる
「英語の決算書を読むスキル」は、英語の決算書を読むための入門書です。
英語自体はGoogle翻訳等を使えばある程度カバーできますが、そもそも決算書の基礎知識が無いと話になりません。
本書を読めば、最低限どこを読めばいいかを知る事ができます。
バフェットの株式ポートフォリオを読み解く
「バフェットの株式ポートフォリオを読み解く」は、過去にバフェットが購入した米国株の解説本です。
バフェットのポートフォリオには、コカ・コーラやウォルマート、アメックス等の代表的な銘柄が含まれています。
これらの銘柄の解説を読むことで、主要な銘柄とその購入理由を知る事ができます。
本書は初心者向けに書かれており、全般的に簡潔な内容で書かれています。
高度な分析を期待して上級者が読むと物足りないですが、米国株初心者でも簡単に読む事ができます。
まとめ
米国株投資は個人投資家の注目を集めていますが、情報源が少ないのが難点です。
本記事では米国株の入門書を紹介しましたが、次は中・上級者向けの投資本にステップアップする事をおすすめします。
個人的におすすめしたい投資本は、下記の記事で紹介しています。
おすすめの投資本10選!最初に読むべき入門書~株の名著