本記事では、キヤノンの株価、配当金等の情報について紹介します。
キヤノン(7751)は高配当利回りの銘柄として人気の銘柄です。
しかし2020年7月28日、CANON(キヤノン)が33年ぶりの減配を発表しました。
同日発表された2020年4~6月の連結決算では、88億円の赤字を発表しています。
キヤノンは配当利回りに加え、30年以上も減配していない実績で個人投資家にも人気でした。
しかし株価の下落や減配等、好ましくない状況が続いています。
キヤノンの株価・チャート
キヤノンは2018年以降は業績の悪化により株価が下がり続けています。
これはデジタルカメラの売上不調により、キヤノンの決算は減収減益が続いている事が一番の要因となっています。。
さらにコロナショックの影響で、2020年には株価がさらに暴落しました。
しかし2020年末頃から、日経平均株価の上昇と共に株価はリバウンドしています。
キヤノンの配当利回り
キャノンの予想配当利回りは3.1%前後を推移しています。
減配前は7.7%位の利回りがありました。現在の段階では、特別配当利回りが高い状況ではありません。
キヤノン配当金の権利確定日
キャノン株の配当は中間配当、期末配当の年2回です。
- 6月末:中間配当
- 12月末:期末配当
キャノンの配当金はいつ貰える?
キャノン株の配当金は下記の時期に支払われます。
- 期末配当:8月頃
- 中間配当:3月頃
キヤノンの株主優待
キャノンには株主優待はありません。
配当利回りが高いため、今後も新設される可能性は低いでしょう。
キヤノンの配当性向
キヤノンの配当性向は70%以上となっています。
本来、配当性向としては非常に高い銘柄に分類されます。
増配の可能性や減配のリスク
キヤノンはこれまで30年以上もの間、1度も減配はありませんでした。
また、キャノンは毎年増配を続けています。
業績の悪化が続いていたため減配の可能性は予測できましたが、過去の実績から減配の可能性は低い企業と考えられていました。
キヤノンのNISAでの人気
キヤノンは高配当利回りのため、NISAでも人気の銘柄でした。
ただし業績の悪化、減配発表により以前ほどの人気は無いようです。
まとめ
キヤノンは高配当銘柄として個人投資家に人気です。
キヤノンは30年以上減配がなく、連続増配をしている点が魅力的だったと言えます。
しかし個人投資家に人気が高い銘柄は、株価の下落や減配や続いているので注意が必要です。
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