高配当銘柄ソフトバンク株(9434)の配当権利日はいつ?株主優待は?

2018年に上場した「ソフトバンク」(証券コード:9434)の配当金・株主優待の情報をまとめました。

ソフトバンクは「ソフトバンクグループ」の子会社で、携帯電話やインターネット回線等の通信事業を行っています。

ソフトバンクは上場時から配当利回りが高い事で話題となり、個人投資家にも人気の高い銘柄です。

ソフトバンクの株価推移・チャート

ソフトバンクは2020年には株価の下落が続きました。

これは菅内閣が誕生し、携帯電話の値下げの影響を受けることが懸念されたことが要因の一つです。

しかしその後株価は高値まで戻っています。

今後の政策次第で、株価が変動するリスクがある点には注意が必要です。

ソフトバンク(9434)の事業内容

「ソフトバンク(9434)」は、孫正義氏率いる「ソフトバンク グループ」の子会社です。

「ソフトバンク」は、携帯電話・インターネット回線等の通信事業を行う子会社になります。

「ソフトバンク」は子会社とはいえ、NTTドコモやKDDIとならぶ3大キャリアとして、超巨大な規模となります。

MEMO
ソフトバンクグループの企業は他に「Yahoo」や、アメリカの通信サービス「スプリント」等があります。

ソフトバンク株の配当利回り

ソフトバンクの配当利回りは5~6%前後を推移しています。

同社は2019年5月8日に増配を発表し、配当予想は前期比10円増配の85円、配当性向は85%となりました。

ソフトバンク配当増配

ソフトバンク株の配当は年何回?権利確定日はいつ?

ソフトバンクの配当は中間配当、期末配当の年2回です。

配当権利確定日は下記となっています。

  • 3月末:期末配当
  • 9月末:中間配当

ソフトバンク株の配当金はいつ貰える?

ソフトバンク株の配当金は、下記までに支払われます。

  • 期末配当:6月まで
  • 中間配当:12月まで

ソフトバンクが高配当の理由

ソフトバンクは上場企業の中でも、かなり高配当の部類に分類されます。

これは配当性向(利益に対する配当の割合)が85%と、一般的な企業に比べ高く設定されているためです。

他の通信企業(NTT、KDDI)も高配当ですが、ソフトバンクは特に配当性向が高い傾向があります。

ソフトバンクの株主優待

ソフトバンク(9434)には株主優待はありません

親会社である「ソフトバンクグループ(9984)」には株主優待が存在しました。

しかし2019年3月末を最後に、現在は廃止になっています。

株主優待の内容は、携帯料金・インターネット回線が毎月割引になるというものです。

そのためソフトバンク(9434)で株主優待が新設される事が期待されてはいます。

しかしソフトバンク(9434)は既にかなりの高配当のため、株主優待が実施される可能性は低いかもしれません。

超大型IPOとして上場したソフトバンク

2018年にソフトバンクが上場した際には、超大型IPOとして個人投資家の注目を集めました。

注目された理由の一つとして、証券会社から個人投資家への営業が活発だったことがあります。

IPOの抽選当選確率も高く、多くの個人投資家が配当利回りを目的に購入しました。

しかし上場直後は株価が大幅安となり、多くの投資家が含み損を抱える状態になってしまいました。

その後は株価も回復し、通信業として安定した株価を維持しています。

ソフトバンク株価の今後の見通しは?

ソフトバンクは2018年に新規上場した後は、大幅に株価が下落しました。

しかし2018年度の連結決算では、通期予想を上回る増収増益の好決算を発表しました。

また同時に増配を発表し、ポジティブサプライズの決算となりました。

ソフトバンクの他、NTTやKDDI等の通信事業者は比較的安定した値動きを維持しています。

業種としては、高配当株の中においても長期保有しやすいかもしれません。

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まとめ

ソフトバンクは高配当株として個人投資家にも人気の銘柄です。

上場直後は株価が下落しましたが、現在株価は比較的安定しています。

ソフトバンクやNTT・KDDI等の通信事業者は暴落にも比較的強く、ディフェンシブな業種と言えるでしょう。

以上、高配当銘柄ソフトバンク株についての紹介でした。

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