パナソニックの株価、配当利回りを分析。テスラ株売却は失敗?

パナソニックの配当金の情報と、株価の推移についてまとめました。

パナソニックは企業の知名度が高いこともあり、個人投資家にも人気の銘柄となっています。

ただし株価は不調が続き、2018年頃から大きく下落が続いていました。

しかし米テスラ社への投資、EV社用電池の提供等による上方修正で株価はリバウンドしました。

現在のパナソニックの株価、配当金等の情報についてまとめました。

パナソニック(6752)の株価チャート

パナソニックの株価は2018年以降、右肩下がりで下落傾向にあります。

さらに2020年にはコロナショックによる株価暴落が発生し、更に大幅安となりました。

しかし2020年末頃から、日経平均株価の上昇と共に株価は大きくリバウンドしました。

その後、また株価の下落が続いている状況となっています。

パナソニック株の下落と株価推移

パナソニック株価の下落の原因は、第一に業績不振が大きいと考えられます。

テスラ向け事業が注目されていた時期もありましたが、既存事業の決算内容がかなり悪い点が目立ちます。

計画では増収増益、利益率の改善を目標としていたはずが、実際には減収減益、利益率も悪化した状況が続いています。

パナソニックの配当利回り

パナソニックの配当利回りは2~3%前後を推移しています。

パナソニックは大手企業ということからディフェンシブな銘柄と考えている人もいますが、市況や為替の影響を大きく受けます。

業績やリスクと比較して考えると、あまり魅力的な利回りというほどでは無いかもしれません。

パナソニックの配当権利確定日

パナソニックの配当権利確定日は、3月末、中間配当金は9月末の年2回です。

パナソニックの配当はいつ貰える?

パナソニックの配当は、中間配当は12月初旬頃、期末配当は6月初旬頃に支払われます。

パナソニックの株主優待

パナソニックには株主優待はありません。

今後も株主還元として株主優待が新設される可能性は極めて低いでしょう。

パナソニック株価の今後の見通し

パナソニック株売上

海外比率が高いパナソニックは、円高の影響や米中貿易摩擦による中国経済の減速で、電子部品の販売に影響が出るリスクがあります。

またここ数年では、パナソニックと協力体制にある電気自動車(EV)大手の米テスラ(Tesla)株が好調という点が注目されました。

しかしパナソニックは2021年にテスラ株を売却しニュースになりました。

まとめ

パナソニックは2018年以降、株価の下落が続いた状況となっています。

テスラ社への投資も話題になりましたが、2021年に株を売却しています。

以上、パナソニックの株価についての状況まとめでした。

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