米国株のリアルタイム株価を見る方法と、お勧めのアプリを紹介します。
夜間の市場の状況を把握するためには、米国株指数や個別銘柄のリアルタイム株価を知る必要があります。
しかし一般的な株アプリでは、米国株は15分以上遅延した株価が表示されます。
これでは株価の正確な状況を知ることができず、売買も不利になります。
そこで、米国株のリアルタイム株価を見ることのできるアプリを紹介します
これらのアプリは個別銘柄だけでなく、NYダウ・NASDAQなどの指数もリアルタイムで確認できます。
米国株用スマホアプリの有無
米国株については、専用のスマホアプリが提供されていない証券会社が多数です。
アプリが無い場合、パソコンの注文画面から株価をチェックする必要があります。
証券会社 | スマホアプリの有無 |
---|---|
SBI証券 | 無し |
楽天証券 | 専用アプリ有 |
マネックス証券 | 専用アプリ有 |
DMM.株 | 専用アプリ有 |
GMOクリック証券(CFD) | 専用アプリ有 |
米国株のリアルタイム株価を見る方法
証券会社が提供するアプリでは、米国株は15分以上遅延した株価が表示されます。
リアルタイム株価を見るためには、証券会社に追加で利用料金を支払う必要があります。
証券会社 | リアルタイム株価の有無 |
---|---|
SBI証券 | 月500円 |
楽天証券 | 月300円(条件により無料) |
マネックス証券 | 月500円(条件により無料) |
DMM.株 | 無料 |
GMOクリック証券(CFD) | 無料 |
証券会社別 米国株対応状況
DMM.com証券「DMM株アプリ」

DMM.com証券では、リアルタイム株価を見ることができる「DMM株アプリ」が提供されています。
DMM株アプリは、口座を開設すれば特に条件など無く無料で利用できます。
DMM.com証券は比較的新しい証券会社のため、まだ使った事が無い投資家も多いかもしれません。
しかし以前からFXや仮想通貨、CFD等を運営しているだけあり、アプリはかなりよく出来ています。
DMM株のメリットとしては、
- 最短即日で取引可能(他の証券会社だと、口座開設に数ヶ月かかる事も)
- 米国株式を信用取引の担保にして取引可能
- 米国株の取引手数料が無料
DMM株は2019年から米国株の取引手数料が無料になったので、米国株用のメイン口座として検討してもいいかもしれません。

GMO証券 CFD口座

GMOクリック証券のCFD口座を開設すると、米国株、中国株や原油や金等もチェックすることができます。
特に米国株指数の空売りができるので、急な暴落のリスクヘッジにも使えます。
GMOは専用のスマホアプリやPC用のアプリも用意されており、アプリの出来ではダントツの使いやすさです。
口座だけ作っておき、アプリで株価やチャートチェックだけするのも賢い使い方でしょう。
公式サイト >> GMOクリック証券CFD
マネックス証券 Tradestation(トレードステーション)

マネックス証券では「米国株リアルタイム株価」の利用料として1ヶ月あたり500円必要です。
とは言え外国株口座の米ドル残高、もしくは保有米国株の残高がある場合は無料になります。
口座に少しでも米ドルを入れておけば、無料条件を簡単に達成できます。
またマネックス証券では、米国株の売買用に「Tradestation(トレードステーション)」という専用のアプリが提供されています。
米国株に投資する際には、サブ口座として作っておくと便利です。
公式サイト >> マネックス証券公式ページ
SBI証券
SBI証券で米国株リアルタイム株価を利用するためには、利用料として1ヶ月500円が必要です。
SBI証券には利用料無料にするための方法がないので、この500円はどうしても負担する必要があります。
また、SBI証券には米国株用のスマホアプリはありません。
そのため、PC用のサイトにログインして確認・注文する必要があります。
楽天証券
楽天証券で「米国株リアルタイム株価」の利用するには、1ヶ月あたり300円必要です。
但し、過去1ヵ月の間に1回以上米国株の約定があれば、無料で利用可能になります。
ETF等の約定もカウントされるので、毎月売買している人は無料で使うことができます。
2020年、楽天マーケットスピードで米国株も見れるようになりました。ただし資金移動等の際は、PC用のサイトを利用する必要があります。
楽天証券アプリは日本株と共用になっており、正直まだ開発途上という完成度です。
また利用者増加のためか、最近は動作が重くなっているのも大きな懸念事項です。
まとめ
多くの証券会社では、リアルタイム株価を見るためには追加で月額費用が必要になります。
リアルタイム株価を見るためには、無料のDMM株のアプリを使うのが手軽です。
または米国株口座に入金していれば、マネックス証券も無料になります。
またGMOクリック証券のCFD口座を開設すると、米国株だけではなく中国株や原油や金等もチェックすることができます。
専用のアプリも用意されており、チャートチェック用に口座を作っておくと非常に便利です。


