日経ダブルインバースとは?日経平均株価の暴落で利益を出す方法

日経ダブルインバースETFは「日経平均指数が下がると、その”2倍”利益が増える」投資商品です。

日経平均が1%下がると、日経ダブルインバースETFは約2%(2倍)上がる仕組みになっています。

日経ダブルインバースは、下記のようなケースで使うことができます。

  • 日経平均株価の下落を予想した時
  • 保有株の暴落に備えて、リスクヘッジしたい時

日経ダブルインバースは普通の株と同じように、証券会社の株式口座で売買できます。

本記事では日経ダブルインバースの仕組みと、実際の使い方について解説します。

日経ダブルインバースETF(ダブルインバ)とは?

日経ダブルインバースETF(通称:ダブルインバ)は、日経平均が下がると逆に値上がりする性質を持っています。

つまり日経平均が下がる事を期待して買う商品になります。

「ダブル」と命名されているのは、日経平均株価の2倍の値動きをするためです。

日経平均株価 -0.85%の下落

ダブルインバースは+1.78%

MEMO
正式名称は「NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(証券コード:1357)」です。
参考 日経ダブルインバース(1357)Yahoo!ファイナンス

日経レバETFとは?

日経ダブルインバースETFとは逆に、日経平均が上がるとその2倍価値が増える「日経平均レバレッジ上場投信」という投資商品もあります。

日経平均レバレッジ上場投信(通称日経レバ)は、日経平均の2倍の値動きをします。

日経レバETFは、通常日経平均が上がる事を期待して買う商品になります。

しかしこのETFを空売りすれば、日経平均の下落時に利益を上げることもできます。

日経ダブルインバースETFを買うのと似た使い方もできます。

 

日経平均株価 -0.85%の下落

日経レバETFは-1.85%

日経平均レバレッジETFとは?株価と連動する仕組みを解説

日経ダブルインバース、日経レバETFの仕組み

日経平均株価に連動するETFには、下記の2種類があります。

  1. インバース(ベア)型ETF:日経が下がると利益
  2. レバレッジ型(ブル)型ETF:日経が上がると利益

インバース型・レバレッジ型ETFの中で、最も売買される商品は下記の2つです。

  1. 日経ダブルインバース上場投信(1357)
  2. 日経平均レバレッジ上場投信(1570)

これらは日経平均株価指数に対し、2倍の値動きをする商品となっています。

日経ダブルインバースETFの減価

ダブルインバースETFは長期的に持つと、減価する(価値が下がる)仕組みになっています。

そのため、長期的に持ち続けるには適していません。

ダブルインバ、日経レバの空売りの使い方

保有銘柄の売りが間に合わない時

株価の急落時、保有株をすぐに処分するのは難しいケースが多いです。

特に流動性の低い銘柄は、投げ売りすると自身の売りで株価も下がってしまいます。

また保有銘柄数が大量にある場合、売り注文を順次入れているうちに株価が下がる可能性もあります。

しかし日経レバ・ダブルインバであれば必要数をすぐに売買できます。

特に日経レバは最も売買されている商品の一つであり、流動性の面では問題ありません。

すぐにこれらの商品を約定することでリスクを限定し、その後で個別株の整理を行うことが可能になります。

保有銘柄より日経平均株価指数の方が売られると判断した時

世界的な株価の急落が発生した際に、保有している銘柄は業績好調で売りたくない場合があります。

そのような場合には、保有銘柄は持ち続けたまま日経平均株価指数でヘッジを行います。

日経平均株価指数はリスクオフ局面で大きく売られる事があります。

保有している銘柄がディエンシブな銘柄の場合は日経平均に比べ株価が下がらず、その差分で利益を出せる可能性もあります。

まとめ

日経平均の下落時には、日経ダブルインバの買い、又は日経レバを空売りすることで利益を上げる事ができます。

保有株の買いと合わせてポジションを組むことで、ヘッジの有効な手段となります。

ただし日経ダブルインバ・日経レバは夜間に売買できません。

夜間にも売買するためには、CFD等を利用する必要があります。

暴落時に注目の「金」「原油」にCFDで投資する方法