これまで株で資産を増やす上で、役に立った事7選を紹介します。
私は今でこそ株で資産を大きく増やす事ができましたが、特にトレードの才能がある訳ではありません。
資産を増やせた理由は、単に15年以上かけて実体験を元に研究してきた地道な結果でしかありません。
もちろんその中では、誰もが経験する失敗を私も繰り返してきました。
その中で、投資で資産を増やすために本当に役に立ったポイントを紹介します。
①株のトレードを記録・分析する
投資パフォーマンスを上げるためには、記録・分析が重要です。
これはよく言われていることですが、実際に続けている人はかなり少ないのではないでしょうか。
私も毎日の資産の増減位しか見ていなかったのですが、トレードの内容を記録・分析し始めてから、劇的にパフォーマンスが改善しました。
今では自分の負けパターン、勝率の高いトレードは完全に把握しているので、同じようなミスをする事はありません。
トレードの記録・分析方法としては、手書きのノート、EXCEL入力、専用アプリの利用等があります。
今は「カビュウ」という自動で記録・分析してくれるアプリがあるので、こちらを利用することで非常に楽になりました。
②海外投資家の本を読む
投資についての実践的な知識は、海外投資家の本で勉強するのがおすすめです。
私は読書マニアなので、出版される投資本はほとんど読んでいます。でも役に立つ本は限られています。
その中でも日本人投資家が出版している「株で○億円稼ぎました」系の本は、大半が参考になりません。
これは短期的なバブルに乗って資産を増やした人が出版している事が多く、再現性が低いからです。
そんな本を読むより、長期的に成果を残している著名な海外投資家の本を読む事が先決です。
例えばピーター・リンチ、オニール、ミレルヴィニ等の本は日本株においても役立つ実践的な内容になっています。
個人的におすすめの本はこちらの記事で紹介しています。
おすすめの投資本10選！最初に読むべき入門書～株の名著
③銘柄分析を自分でできるようにする
投資対象の銘柄（企業）の分析は、自分でできるようにする必要があります。
私も以前はツイッターや掲示板で実力投資家の銘柄を参考にしていましたが、単なるパクリでは利益を出すことは難しいです。
それは自分の中でその株を買う根拠が乏しいため、株価が下落した時に持っていることが難しいからです。
また、そもそもそのパクリ先が正しいのか判断する事もできません。
やはり銘柄分析をできるようになるためには、まず自分で調べてみる事が重要です。
最初はやはり苦労しましたが、GMOクリック証券が提供している無料ツール等を使えば徐々に覚える事ができます。
私が利用しているおすすめのツールは下記の記事で紹介しています。
銘柄分析に役立つ証券会社の無料ツール5選
④日本株と米国株の両方を買う
私はほぼ日本株メインで資産を増やしましたが、米国株もチェックするようにしています。
個人的には日本株メインで投資している人も、必ず米国株に取り組んでおくことをおすすめします。
なぜなら日本株の多くは、米国株の類似した企業の値動きに連動するからです。
主要な米国株を見ておくことで、買うべき日本株のセクター、その後の値動きを予想する事ができます。
ただし米国株指数の動きをウォッチしている人は多いですが、指数だけ見ても何の参考になりません。
なぜならS&P500やNASDAQ指数は、時価総額の大きいGAFAMの影響が大きすぎるからです。
ほんの少額でもいいので、自分で選んだ個別株を購入する事をおすすめします。
⑤本当に上手い人の情報をフォローする
投資の勉強を始める時は、その道で成功している人を参考にするのが近道です。
しかしスポーツや勉強と違い、投資については「参考にする人を探す事が非常に難しい」という事実があります。
なぜなら投資SNSのインフルエンサーは、初心者を騙して儲けようとする詐欺師や情報商材屋だらけだからです。
特にYoutubeやインスタはほぼ全て業者と思った方が良いくらいです。
本当の実力投資家の多くは、Twitterで目立たないよう情報交換している事が多いです。
ただ初心者の人が見てもどの人が怪しいのか、本当の凄腕なのかを見分けるのは難易度が高いかもしれません。
初心者のうちは全て疑ってかかる方が良いと思います。
株・投資Twitterアカウント25選。おすすめの億トレ・専業投資家まとめ
⑥優位性の無い投資手法は徹底的に避ける
個人投資家の人気は高いですが、これらの投資手法は避けるべきです。
- IPOセカンダリ
- バイオ銘柄
- 日経225先物/オプション
- 新興材料・テーマ株
これらの人気が高い理由は、「短期でお金を増やす事ができる」「Twitter等の情報を見れば勝てる」という逃げの思考が要因になっていると思います。
実際、株の「煽り屋」と言われる人たちや情報商材屋は銘柄分析ができないので、こういった投資法の話題しかしません。
企業の決算やバリエーション分析ができない素人でも、それらしい解説をする事ができるからです。
そしてネット情報を元に投資しようとする初心者には、こういう投資法の受けがいいです。
しかし実際には資産を削られるだけで終わる事が多く、銘柄分析の実力もつかないので本当に無駄な時間とお金を費やすことになります。
まとめ
投資で資産を増やす上で、特に役に立ったポイントについてまとめてみました。
さらに具体的な方法や、詳細な情報についてはこのブログで紹介していきます。
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